10月8日◎寒露
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
昨日7日、放射冷却の影響で今秋一番の冷え込みとなりました
皆様、この冷え込みで体調を崩されたりしておられませんかぁ
本日、10月8日は寒露(かんろ)
二十四節気の第17、九月節(旧暦8月後半から9月前半)、
10月8日頃(2014年は10月8日)
期間としての意味もあって、今日から次の節気の『霜降』前日までです
(秋分から数えて15日目頃ですよ)
寒露というのは、晩夏から初秋にかけて野草に宿る冷たい露のこと
秋の長雨が終わって、本格的な秋の始まりになります
この頃になると五穀の収穫もたけなわで、
農家では繁忙を極めますねぇ
おりた露が冷たい空気と接し、霜に変わるころ
紅葉が濃くなり、雁(がん)などの冬鳥が渡ってきて、
蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き始めるころ
調度寒露の頃の季節の言葉に、
『露霜(つゆじも)』というのがあります
『露霜』は、凍って半ば霜となった露のこと
これからきっと、『露霜』の見られる朝が多くなりそうですねぇ
この時季のお花はといいますと・・・
ホトトギス(杜鵑)
若葉や花にある斑点模様が、
鳥の「ホトトギス」の胸にある模様と似ていることからこの名になったそう
因みに鳥の「ホトトギス」は「不如帰」と書きますよぉ
花言葉は「秘めた意志」
紫色の実の清楚な美しさを、「紫式部」にたとえたといいます
また、紫色の実をびっしりつけることから、
「紫重実、紫敷き実(むらさきしきみ)」と呼ばれていたものが、
「紫式部」となっていった、との説があります
花言葉は「上品」、別名は「実紫(みむらさき)」
寒露の頃は、大気の状態が安定して
空気が澄んだ秋晴れの日が多くなるといいます
又夜には、月も星も美しく輝いて見えます
調度本日は、皆既月食の日ですねぇ
3年ぶりの素晴らしい天体ショーが見られるはず
今宵は東の空を見上げてみてはいかがでしょうかぁ
秋の清々しさと趣を感じる夜空に出会えるはずですよぉ