20日秋の土用入り
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
秋も本番といった感じの今日この頃
10月20日は雑節の土用入りでした(~11月6日まで)
土用とは『土旺用事(どおうようじ)』の略です
土用というと、夏を思い浮かべる方も多いと思いますが、
土用は各季節にあるんですよぉ
陰陽五行説で、「春」・「夏」・「秋」・「冬」を
それぞれ「木」・「火」・「金」・「水」として、
「土」を各季節の終わりの18日間に当てはめたことから、
土用というんですよぉ
次の季節へ移る前の調整期間というと解りやすいかもしれませんね
本日は、いつものお散歩コースで見付けた秋の実物達をご紹介します
ヤマボウシの実
別名「山桑(やまぐわ)」
実の表面が桑のようにブツブツしていることから
こちらは、9月上旬の様子
ヤマボウシの実の名前は、
中央の丸い花穂を坊主頭に、4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、
10月上旬には、ほんのりと色づいてきていました
「イチゴ」のように赤く熟したヤマボウシの実、
実は食べることが出来るんですって
ヤマボウシの実は果実の中でもとても甘くって、
「アケビ」に似たような、「バナナ」にも似たような
南国系の味がするんですってCobaは始めて知りました
生で食べても
赤くゴツゴツした部分は皮なので剥いて、
中の濃い黄色をした果実を食べるそうです
また、ジャムにしたり、果実酒にするのが良く合うんだそう
ヤマボウシの実が大量に無いとつくれませんが、
お家にヤマボウシがあるお宅は是非試してみて下さいね
効能はといいますと、滋養強壮、健康増進に作用があるそうですよ
元気が無い時に食べると良さそうですねぇ
またアントシアニンが含まれているので、
目の疲れにも良いそうです
先日、25日のヤマボウシの実
ハナミズキの実
ハナミズキの実は別名「アメリカ山法師(やまぼうし)」
アメリカから渡来したときに、日本の山法師に似ているので
この名前がつけられました
種類は解りませんが、カキ
「桃栗3年柿8年」とよく言いますが、
実生から柿の木を作ると結実まで期間が掛かるようですよ
実物ではありませんが、コキア
赤ピンク色の紅葉がとっても綺麗です
別名を、「箒木(ほうきぎ)」(帚木とも書く)、
「箒草(ほうきぐさ)」
枝や茎を乾燥させてほうきを作るところからつきました
コキアは、南ヨーロッパなどが原産で、
古くに中国から渡来し、1000年の栽培歴史があるといわれているんですよ
高さは1mくらいになりまして、
茎がいっぱい枝分かれし、丸っこい形になって可愛らしく、
お庭で育てると良い、人気者の一つですねぇ
実は、コキアの実はあの『とんぶり』なんですよ
皆様、ご存知でしたでしょうか
形や色、歯ざわりが「キャビア」に似ていることから、
“畑のキャビア”の呼び名もあって、秋田の名産になっています
プチプチ食感の『とんぶり』がコキアの実だったなんて
豆知識として、覚えておくと何かの時に役立つかもぉ~