初夏の想い出「山法師」
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
本日は、先日ご紹介した、実を食することも出来るという、
ヤマボウシについてご紹介したいと思います
ヤマボウシ(山法師、山帽子)は
ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木です
大きい木になると、高さ5~10メートルにもなります
開花時期は、 5~7月頃
白色の可愛らしいお花を沢山咲かせてくれます
こんなに大きくて立派なヤマボウシを見るのは初めてでした
白色の可愛らしいお花をびっしり咲かせて圧巻です
枝いっぱいに花が咲いたときの、
四方を照らす様子を表現して、中国名は「四照花」というんですって
「山法師」の名前は、中央の丸い花穂を坊主頭に、
4枚の白い花びらを白い頭巾に見立て、
比叡山延暦寺の「山法師」になぞらえてつけられたといいますが、
実は真ん中の淡黄色で小さくて、
多数が球状に集合している部分がお花で、
その外側の花弁のように見える部分は総包片なんですよ
ヤマボウシは品種改良によって、
実の大きな品種(ビッグアップル)、
落葉しない品種(ホンコンエンシス)、
斑入りの品種(ウルフアイ)、
赤みがかった花をつける品種(源平・サトミ)、
黄色の花をつける品種(金陽)などの種類がありますよ
実の表面が桑のようにブツブツしているので、
別名を「山桑(やまぐわ)」ともいいます
食べることが出来るヤマボウシの実は
とても甘くって、「アケビ」に似たような、「バナナ」にも似たような
南国系の味がするんですって
生で食べてもジャムにしたり、果実酒にするのも良いんだそう
見て美しい、食べて美味しいヤマボウシ
このヤマボウシの大木に、来年の初夏も会いに行きたいと思ってまぁす