お散歩徒然記②♪
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
お散歩徒然記Partご紹介出来ていなかったお花達
“大好きなお花達編”です
(因みに、その他クリスマスローズや雪割草もキンポウゲ科のお花ですよぉ)
クレマチスの名前の由来はギリシア語の「klema(つる)」から
お花が大きくて観賞価値の高い品種の総称をクレマチスといいます
クレマチスは修景用のつる植物として人気があって、
「蔓性植物の女王」と呼ばれているんですよぉ
そしてこの美しい花弁は実は花弁ではありません
クレマチスは花弁をもたず、
花弁のように変化した萼を持つ点が特徴です
又、後にご紹介するテッセン(鉄線、鉄仙)及びカザグルマ(風車)は、
クレマチスを指してテッセンやカザグルマの名が使われることもあります
クレマチスには大きく分けて、
つるを残して越冬する旧枝咲き(モンタナ系、パテンス系など)や
新旧両枝咲き(フロリダ系、ラヌギノーサ系など)と、
地上部が枯れて翌年に新枝を伸ばす新枝咲き(ビチセラ系、ジャックマニー系など)があります
日本や中国では大輪のクレマチスを鉢に仕立てて鑑賞することが多いのですが、
ヨーロッパ原産種及びその交配種はお花が小さいことから、
ヨーロッパでは主に修景に用いられますよ
古くから茶花に使われたり着物に描かれたり等の和風のイメージと、
イングリッシュガーデンの様にオベリスクやアーチに絡めたり、
ワイヤーで誘引して壁面を這わせる仕立てたりする洋風のイメージの
花言葉は、『精神的な美しさ』、『旅人の喜び』
先にお話ししたように、大きな括りではクレマチスがあって、
その中にテッセンやカザグルマがあります
同じクレマチスでもテッセン(学名:Clematis.florida)と
カザグルマ(学名:Clematis.patens)となって、
それぞれ別の種類のクレマチスということです
ちょっとクドイような気もしますが、
こんがらがって解らなくなっちゃうので、何度も繰り返してお伝えしております
テッセンは中国が原産です
中国では「鉄線蓮」と呼ばれていて、日本でも別名として使われます(「鉄線葛」
とも〉
テッセンという名の由来は、
蔓が鉄線のように柱に巻きついたり、
蔓が細くて鉄線のように強靭である等からきているようです
お次はカザグルマ
カザグルマは日本が原産です
お花が風車のようにみえることからカザグルマとつきました
日本各地に自生していますが、「絶滅危惧種」でもあって、
1948年(昭和23年)に国の天然記念物の指定を受けているんですってぇ
花弁(本当は萼)の枚数が6枚のものがテッセン
4、6、8枚のものはカザグルマのようですよ
こんがらがって解らなくなっちゃうので、
何度も繰り返してお伝えしておりますが
クレマチスがあって、その品種の中に
有名なテッセンやカザグルマがあるという事ですねぇ
現在では2000種を超える交配品種が生み出されているクレマチス
一重咲き、八重咲き、万重咲き、チューリップ咲き、
釣鐘型と多くのバリエーションがあって、とっても素敵です
来年はどんなクレマチスに出合えるかなぁ~
テッセン、カザグルマの判別が難しいため、
写真のクレマチスは、テッセン、
カザグルマの区別なく載せておりますことをご了承くださいませ