10月23日◎霜降
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京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
本日、10月23日は霜降(そうこう)(2014年は10月23日)
期間としての意味もあって、この日から、
次の節気の『立冬』前日までの期間です
(寒露から数えて15日目頃)
秋が一段と深まって、朝霜が見られる頃ですねぇ
日に日に朝晩の冷え込みが厳しくなり、
日が短くなったことを近頃顕著に実感できます
そろそろ楓や蔦が紅葉し始めて、山は紅葉で彩られる頃
寒い北風を木枯らしと呼びますよ
北国から紅葉の便りがちらほら届き始めるこの頃の
素敵な季節の言葉をご紹介しましょう
『錦秋(きんしゅう)』
落葉樹は葉を落とす前に、赤や黄色に色づきます
木々が紅葉し、錦の織物のように美しい秋景色のことをいいます
「錦繍(きんしゅう)」は紅葉を指します
『秋霖(しゅうりん)』
霖という文字の意味は、3日以上続く雨、
つまり秋の長雨のことです
雨が幾日も降り続いてやまない様は
霖の文字を重ねて、「霖霖(りんりん)」
『秋乾く(あきかわく)』
秋、湿度が低く、爽やかな日の様子
10月の体育の日の周辺は、晴天のさっぱりとした日が続きます
『水澄む』
澄み渡るのは空ばかりではなく、川も湖の水もそう
夏に比べ、透明度を増してきます
気持ちの良い秋の様子を、水で表現しています
『秋澄む』
秋の大気が澄みきった様子
遠くのものがはっきり見え、音も澄んでよく聞こえます
『天高し』
10月下旬頃のすがすがしく晴れた空のこと
大気が澄みきり、薄い青になった空は、
はるか遠くにあるように感じられます
「秋高し」も同じです
『雁渡し』
晩秋になり、シベリアから雁が渡ってくる頃に吹く北風のこと
青来風(あおぎた)ともいいます
寒い風も雁にとっては越冬のための追い風ですね
『山粧う(やまよそおう)』
10月後半には、北国から紅葉の知らせが届きます
艶やかな木々の紅葉で、山がまるで化粧したようだといった意味の言葉ですね
本日、10月23日は霜降
秋が深まって、これから益々寒さが厳しくなってきます
そろそろコートや暖房器具の準備など、
冬支度を始めなくてはぁ~
そして随分日も短くなりました
読書や編み物をしたりして、“秋の夜長”を楽しむのもいいですねぇ