9月8日◎白露
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京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
9月8日、白露(はくろ)(2014年は9月8日)
八月節(旧暦7月後半から8月前半)です
この日から仲秋になります
“草の葉に白い露が結ぶ”という意味
夜の間に大気が冷え込んで、
草花に朝露が宿ることから名づけられたのでしょうねぇ
野には薄(ススキ)の穂が顔を出して、空が高くなるなどなど・・
本格的な秋の到来を感じられる頃です
日中はまだ暑さが残っていますが、
朝夕の涼しさの中に肌寒さも感じ始める頃ですねぇ
秋風が連れてくる9月
大気は澄み、空や星の様子を表す言葉も登場します
花野(はなの)
小さく、控えめな花が多い秋の野の花
様々な草花が集まって咲く様子を、花野といいます
花野風は、そんな秋草を揺らす風のこと・・・
新涼(しんりょう)
初秋の頃の涼やかさです
夏の一時的な涼しさとは違って、さらっとした爽やかさがあります
新涼の候など、時候の挨拶としても使いますねぇ
星月夜
月のない、空気が澄んだ星明かりの夜の事
また、その星明かりや星の事を指すことも・・
そしてこの時季は、『秋の長雨』がやってきたりします
『秋の長雨』というのは、9月の上旬から、
10月の上~中旬にかけて、日本の南岸に現れる
「停滞前線(秋雨前線)」によってもたらされる長雨のこと
この雨は『秋森』、『ススキ梅雨』と呼ぶんだとか
台風と重なると大雨になって、大きな災害につながることもあるので、
充分な注意が必要になりますねぇ
白露(はくろ)、ん秋なのに白
日本人からすると白は
“雪=冬”をイメージするのが一般的な気がしますが、
中国の【陰陽五行】では白は“秋の色”とされているんですよぉ