パラレル◎植生的②
本日も、ご訪問ありはとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
只今Cobaは、花を一生のパートナーにを胸に、
独立開業を目指して実技実践のプロコース
&NFD資格取得のお勉強に日々精進しております
6月第1週目の『あい’るフラワーカレッジ』のLesson2項目は、
NFDのお勉強
パラレルによる構成について
並行(パラレル)には、装飾的と植生的があります
この日は、植生的について、2回目のお勉強
因みに、”装飾的”(垂直な並行配置によってアウトラインを閉ざし
装飾感を表現する構成)はこんな感じ
これに対し、”植生的”は垂直な並行配置によって
植生感を表現する構成を言います
[テーマの造形基準] 造形のイメージ 自然的
コンポジション アシンメトリー
レイアウト 並行
モーメント 複数生長点
[テーマの理解度]
・植物素材が互いに並行に配置されている造形。
・植物の生長の姿・形と動きを把握し、並行の配置とともに自然な感じを表現する。
・植物の分布や環境が同じような植物素材の組み合わせにより、植生感を効果的に表現する。
植物が太陽に向かって真っ直ぐに伸びている(生育している)姿を
自然に表現する事が大切です
[プロポーション]
・作品の幅:高さ=5:3~5:8の比率
・グループの量の比率は、8:5:3
幅:高さの比率は、花材によって変えます
今回のラクスパーの様な場合は5:8位に
[植物素材の選択]
・主張度の異なる植物素材を選択する。
・基本的に植物の分布や環境が同じような植物素材を選択し、組み合わせる。
[器の選択]
・並行の効果を高め、植生感を損なわない横長の器を選択する。
[ベース構成]
・並行配置による植生感の表現に適したベース構成を行う。
・全面に吸水フォームを固定し、表面を小石、コケ、砂などでカバーし、自然な感じの効果を高める。
[テクニック]
・アシンメトリーの構成により、3つのグループ分けによる配置を行う。
・植物素材はそれぞれのグループに共通して用い、関連性と統一感をもたせる。
・植物素材の生長の姿・形や動きに従い、基本的に並行に配置するが、一部自然な交差も可能。
・同一の植物素材でもリズム感のある高低差をつける。
・植物素材を前後に配置して奥行きを出すが、側面から見ても並行に配置する。
並行になるようにと、前面ばかりにとらわれがちになりますが、
横から見ても並行になる様に
器よりはみ出すのはです。
[配色と調和]
・自然な感じの調和のとれた配色を行う。
・コントラストの強い配色は避ける。
[完成度]
・並行性と植生感の効果がバランスよく表現できている作品。
・自然な感じの3つのグループ分けがされた作品。
・植物素材の姿・形に則した自然な段付けや動きが表現されている作品。
装飾的なパラレルの構成とは、並行配置とプロポーション、
アシンメトリーによる3つのグループ分けは共通し、
それを自然な感じに植生感を表現する点で違います
自然を表現することを『べゲタティブ』と言います
分布や環境が同じような植物の組み合わせと並行な配置なので、
そっとそこに咲いている様な自然観を演出する事が大切です
野に咲く花の様に~
さんさんと輝く太陽に向かって、健気に元気に咲いている
そんな感じを表現出来たらですねぇ~
今回の花材は、ラクスパー、ブルーレースフラワー、
ナデシコ、マトリカリア
パラレル◎装飾的については、こちらをご覧くださいませぇ
http://ameblo.jp/katuwomama-42/theme3-10076164968.html