フラワーデザイン♪
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
只今Cobaは、花を一生のパートナーにを胸に、
独立開業を目指して実技実践のプロコース
&NFD資格取得のお勉強に日々精進しております
本日は、NFDのお勉強フラワーデザインについて
『フラワーデザインの構成学』
フラワーデザインは、花や、葉・枝・実など植物を素材とした
個性豊かな造形表現を言います
ヨーロッパのフラワーアレンジメントを基本として、
日本の伝統的生け花の美学を融合させた新しい花の芸術であり、
デザインなのです
『フラワーデザインの構成学』は、
1919年にドイツのワイマールに開校した「バウハウス」
という造形学校に取り入れられたカリキュラムが基になり、
体系化されたものです
『フラワーデザインの構成原理』
「フラワーデザインの構成」
作品・・・花・植物の特性をいかした芸術性の高い造形
作品は造形のイメージ(造形の構成法)と
制作のテーマ(コンセプト・制作の主旨)にわけられます
又、造形のイメージは自然的(植生的・景観的)と、
装飾的(非植生的・人工的・オブジェ)に、
制作のテーマは象徴的(何を主張しようとするか)と、
テーマ(作品としての制作コンセプト)にわけられます
『フラワーデザインの造形の要素と秩序』
【コンポジション(構成、配列)】
フラワーデザインではシンメトリー(対称)とアシンメトリー(非対称)が
基本の柱となります
【レイアウト(配置)】
具体的な花が挿される動きの方向により5つのタイプに分かれます
・「放射(集中)」・一点から発し、四方に広がる様に配置する方法
・「並行(平行)」・複数の茎が同じ方向に向き、
重なったり交わったりしない挿し方
・「交差」・地表から出て生長した植物が、
それぞれ、さまざまな方向に伸び、
互いに交わる植物の生態系の様相
・「スパイラル(渦状)」
・「アンフォルメル(不定形)」
又列組みとは、素材をある一定の間隔で、
列に組むリズムの繰り返しによるレイアウト方法です
そして段付けとは、植物素材間での高低差や、
前後間隔など、変化をつけることによる空間形成の方法です
【モーメント(動線、力線)】
植物の本来もっている生命力を表現します
【プロポーション(比率、割合)】
フラワーデザインでは器を含めた作品全体の幅と高さの関係を表します
西洋では、黄金比が古くから究極の美の原理として信じられ、
美術や建築に広く用いられていました
プロポーションで、よく使うアシンメトリーのコンポジションは、
8:5:3という等量分割による整数比であり、
これは同時に黄金比でもあります
次のお勉強は、『フラワーデザインの色彩学』について
フラワーデザインでは、作品の出来栄えを左右する要素に
色の取り合わせ、つまり配色がありますねぇ
とっても重要な分野になってきます
引き続き、張り切ってお勉強したいと思います