Cobaの輝く花便り

~京都の四季と花暦~

フローラル・コラージュをつくりましょう♪

絵画本日も、ご訪問ありがとうございます絵画

 

 京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪

 

 

只今Cobaは、花花を一生のパートナーに花を胸に、

独立開業を目指して実技実践のプロコース

 

&NFD資格取得のお勉強に日々精進しております上 アップ うれしい



引き続き、かっこあい’るフラワーズカレッジかっこにて


長谷川栄作先生のカッコフローラル・コラージュカッコ講習会に参加させて頂いた時のご報告です音譜



『コラージュ』というのは、現代絵画の技法の一つで、

 

フランス語の「のり付け」を意味する言葉でしたねぇポイント


キュービズム作品を制作する過程で発見された技法をきっかけに誕生したと言われ、

 

パブロ・ピカソ(1881~1973年)の「籘椅子のある静物」(1912年)が

 

最初の『コラージュ』作品と言われていますお花。


ファイル0018.jpg

このアイデアは「パピエ・コレ(紙を貼る)」と名付けられ、


“筆と絵の具で描くことが絵画”、という常識をひっくり返し、


人々に大きな衝撃を与えましたアップ


その後、紙だけでなく布や木片、

 

そして一般にも普及し始めていた写真や雑誌などの印刷物を切り取り、

 

組み合わせて、風刺や物語性をもったビジュアルを生み出すテクニックとして、

 

『コラージュ』と名付けられ、美術の重要な1ジャンルとして確立していきますはなまる


主観的構成の意図を持たない「意想外の組み合わせ」としての『コラージュ』は

 

1919年にマックス・エルンストが発案したといわれています拍手


ファイル0022.jpg

カッコフローラル・コラージュカッコも、そんな時代の流れに乗って生まれ、


美術絵画の方法(コラージュの、素材や質感を表現する流れ)も取り入れ、


花や植物の美しさを平面上で表現する技法として


今日まで続いているんでしたねぇキラキラ


絵画の技法として誕生した『コラージュ』ですが、


その中で植物素材を用いたカッコフローラル・コラージュカッコ


アンリ・マティス(1869~1954年)によって始められたと言われていますよぉポイント


ファイル0020.jpg


では、実際にカッコフローラル・コラージュカッコにチャレンジしてみましょう音譜



基本的なレイアウトは、フラワーデザインの構成と合わせて考えることも出来ます上向き


例えは、植生的・ドットの展開、生長的・放射状の展開、


並行・垂直方向への展開、交差する展開、流れる様な展開、


高く挿された展開、水平方向への展開、巻かれたような展開、等など・・・



この場合重要になることは「トリミング」という考え方です重要


「トリミング」とは「切り抜き」のことですねひらめき電球


アレンジメントなどの生花の作品と異なり、


器やスポンジを必要としない『コラージュ』では、


作品の中で最も主張したい要素(花、茎など)をクローズアップした構図の方が、


より印象の強い作品になります上向き


画面(パネルや紙)などの枠内にモチーフとなるアレンジ作品の全体を収めるのではなく、


特徴的な一部分を切り取った形にレイアウトすることで、


作品が枠の外まで広がっているかのような空間をイメージさせたり、


動きを感じさせるダイナミックな構成が出来るということですねぇはなまる


平面になった場合の面白さを感じながら、


花を扱うのが『コラージュ』の楽しみなのですねぇ音符

 

IMG_1040.jpg


講習会でCobaが制作したカッコフローラル・コラージュカッコキラキラ


この場合は、“並行・垂直方向への展開”ひらめき電球


制作時の上下はこちらでしたが、向きを変えてみるのもぐっと


また違った面白さが発見出来ますねぇグット


IMG_1040000100010001.jpg


こちらは、“巻かれたような展開”ひらめき電球


IMG_1039.jpg

この作品も違う角度から見てみましょう音譜


上下反対にすると・・・ポイント。


IMG_10390001.jpg

これ、Cobaは好きかも・・・ハート


横から見てみると・・・・ポイント。


IMG_1039000200010001.jpg

また違った印象になりますねきゃっ


作者の意図も勿論ですが、見た人、手にした人に解釈してもらって、


そして飾る人に好きなように飾ってもらえる音符実に面白いですねぇ音符



カッコフローラル・コラージュカッコの基本的なレイアウトは、


フラワーデザインの構成理論を応用するはかに、


美術作品の構図やレイアウトを参考にする方法もありますひらめき電球


美術的・絵画的な構成の例をあげてみますと、


大和比√2の平面構成割、黄金分割の平面構成、


等分割、放射線状の平面分割、規則的なオールオーバー、


不規則なオールオーバー、不定形・有機的なフォルム、


具象的・象徴的、等など・・・



どのような表現方法であっても、


自分の表現したいテーマに合ったものであれば思いのままに


自由レイアウトを楽しめばOK


自由につくってみた結果、美しく感じるものやバランス、


リズムなどを感じさせるレイアウトがまとまってきます上向き


それらは、過去に美術作品でつくられている「名画」と似ているかもしれません絵画


名作、名画と呼ばれる作品には、優れたバランスや色彩、


レイアウトが見られますよねきゃっ


逆にこういった過去の作品からアイデアやイメージを借るのも、


『コラージュ』をつくるきっかけになったりしますねぇグット


抽象的な絵画だけでなく、建築や彫刻、


風景画などからヒントを得るのもぐっと面白い作品が出来そうですねぇ合格



講習会で紹介して頂いた、長谷川栄作先生の、


素晴らしいカッコフローラル・コラージュカッコ作品をご紹介したいと思いますアップ

 

IMG_1043.jpg

 

IMG_1045.jpg

 

IMG_1046.jpg

 

IMG_1048.jpg


皆様、どうでしょうきゃっ


カッコフローラル・コラージュカッコって何はてなマーク


なんとなく、だいたいでもお解り頂けましたでしょうか♪


さぁ、明日は「日本フラワーデザイン大賞2014」

カッコフローラル・コラージュカッコ部門


Cobaの出展作品、制作の模様をお届したいと思います上 アップ うれしい


ご期待くださいませぇ続く