祇園祭の献花★八坂神社にて
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
今年はお天気に恵まれまして
例年は突然の雨に見舞われ、
せっかくの浴衣がビシャビシャにぃ~
なんてことも、どうやら今年は避けられそうですねぇ
祇園祭は千百年の伝統を有する八坂神社の祭礼です
古くは、『祇園御霊会(ごりょうえ)』と呼ばれ、
貞観11年(869)に京の都をはじめ日本各地に疫病が流行したとき、
当時の国の数66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て、
祇園の神を祀り、さらに神輿を送って、
災厄の除去を祈ったことにはじまります
祇園祭は、7月1日の「吉符入」にはじまり、
31日の境内摂社「疫神社夏越祭」で幕を閉じるまで、
1ヶ月にわたって各種の神事・行事がくり広げられるんですよぉ
その中に、7月10日には、『神輿洗式』という行事があります
『神輿洗式』の一連の流れはといいますと・・・
午後6時「奉告祭」終了後、神輿三基のうち二基を舞殿に据えます
そのうちの一基(中御座)を舁き、
列の前後を松明で照らし、四条大橋の上まで行き、
四条大橋上で神輿を清める儀式を行います
午後8時30分頃、八坂神社に戻って
17日の「神輿渡御」に備え、三基の神輿を飾り付け、
境内の吊提灯に火を入れるという行事です
(28日の神輿洗式では神社に戻ったあと、神輿庫に収められます)
11日、我ら喜堂未生流により、奉納献花をして参りました
舞殿に据え、飾られた三基の神輿
中御座(スサノヲノミコト)、東御座(クシイナダヒメノミコト)、
西御座(ヤハシラノミコガミ)の前に献花させて頂きました
“扇”を広げたような葉っぱの姿が、
「檜扇(ひおうぎ)」の名前の由来です
オレンジ色で斑点のある可愛らしい花を咲かせます
11日の活け込み時にはまだ蕾の檜扇
本日16日、チェックに行ってみますと・・・
パーっと開いた檜扇のオレンジが
百合に負けない位華やかに咲いてくれていました
後ろには、神輿三基が
明日17日の「神輿渡御」の出番を静かに待っています
三基の神輿は、氏子区域内をそれぞれ所定のコースに従って、
午後8時から9時ごろまでに四条寺町の御旅所に入り、
24日まで御旅所に留まるんですよぉ
明日は「山鉾巡行」もさることながら、
午後6時からの石段下での神輿渡御出発式に始まる「神輿渡御」も
迫力満点で一見の価値有お勧めでぇす
ともあれ本日は宵山
さぁ、ぼちぼち祇園祭へ繰り出しすとしますかぁ