続・祇園をどり『濃彩京襖絵』
本日も、ご訪問ありがとうございます
第一景 牡丹図 〈大覚寺〉
第二景 梅花禽鳥図 〈山科毘沙門堂〉
第三景 浪濤図 〈禅林寺〉
第四景 朝顔図 〈天球院〉
に続きまして、本日は第五景より
第五景 桜花図 〈二条城〉
咲いた桜も美しければ、花見をする女性も美しい
花見の席での芸妓さん、舞妓さんの美しさがうたわれています
踊る舞妓さんもまた絵のように美しい、そのわけは・・・・
ここで登場する『襖絵』は桜花図です
京都市中京区、「二条城」二の丸御殿、黒書院二の間にあります
(「二条城」は1994年(平成6年)に、ユネスコの世界遺産(世界文化遺産)に
「古都京都の文化財」として登録されていますねぇ)
舞台の桜花図は、狩野尚信筆の重要文化財です
二の間南側に描かれたこの桜は、
庭の桜よりも少し時間が経っていて、花びらが散って水流に漂っています
また、丸い緑の盛り上がった土がいくつか重なって、
遠くまで桜木が続いていきます・・・
この『襖絵』の上には、遠景として「桜閣山水図」が描かれていて、
広々とした空間を感じさせるんだそうですよぉ
第六景 祇園東小唄 フィナーレ
祇園東の四季の移ろいと名所を唄いあげて、
芸妓さん、舞妓さん全員で華々しく舞い、フィナーレを迎えます
お馴染みの祇園東小唄で幕はおります
素晴らしい一時を過ごすことが出来ました
濃彩京襖絵に登場する『襖絵』は、
京都にある名所旧跡で実際目にすることが出来る
この点にもまた、感動です
今回一番興味をそそられた、
〈山科毘沙門堂〉の梅花禽鳥図(ばいかきんちょうず)
こうなったら行ってみるしかないでしょうぅ~~
ということで、いざ〈山科毘沙門堂〉へ
その様子は、またご報告いたしますねぇ