9月1日◎二百十日
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京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
本日は、二百十日(にひゃくとおか)
210日目(立春の209日後の日)にあたります
2013年、2014年は9月1日
季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつです
この時季は、稲が開花・結実する大事なときですが、
台風が相次いで襲来し、天気が荒れやすいと言われていて、
農作物が被害を受けてしまうことがもよくあり、
「厄日」とか「荒れ日」などと言われています
これは、この日(時季)を一つの目安として、
“警戒”を呼びかけることから来ているようです
また、立春から数えて220日目の
二百二十日も「厄日」と考えられています
(今年は9月11日になります)
二百十日は、伊勢の船乗り達が
長年の経験によって凶日としたと言われていて、
【雑節】として「暦」に記載されたのは江戸時代で、
『八十八夜』(春から夏に移る節目の日、
今年は5月2日です)とほぼ同じ頃だといいます
先人達の経験に基づいた生活の知恵が「暦」となっているんですねぇ
二百十日から二百二十日の頃に吹く秋の強風のことを、
野分き(のわき)と言うのはご存知でしょうか
又この時季、農作物を風雨の被害から守るために、
各地で“風鎮めの儀式”や“祭”が行われていて、
風祭りもその一つです
風祭りは風害から農作物を守るために、
神様に祈願するお祭りです
風祭りは全国的に行われているようですが、
関東・中部・東海地方では、
風祭りと共に『風神』・『風宮』の伝承が色濃くあるようですよ
以前いつか機会があったら見に行ってみたいと御紹介した、
富山県富山市のおわら風の盆(富山市八尾地域、9月1日~ 3日)が
代表例になりますよ
(風祭りは、二百十日前後に行うところが多いですが、
正月・2月・4月・7月・8月に行う地方もあるようです)