◎地蔵盆◎
皆様、地蔵盆という行事はご存知でしょうか
簡単に言うと、町内の『お地蔵様』をおまつりして、
子供達の健やかな成長を願う催しで、
8月23、24日の地蔵菩薩の縁日を中心に行われる行事です
Cobaは京都へ来て始めて知りました
Cobaの故郷では行われてなかったです・・はい
本日はこの機会に、Cobaも実は詳しく知らない地蔵盆について、
ご案内したいと思います
なおかつお盆の期間中でもある旧暦7月24日に向け、
その前日の宵縁日を中心とした3日間の期間を指して、
又、そのうちの日を選んで行われる
地蔵菩薩の祭のことを言います
地蔵盆は一般には、
寺院に祀られている地蔵菩薩を対象とした祭りではなく、
道祖神信仰と結びついた路傍、
あるいは街角(辻)の地蔵が対象となっています
こちらは、Cobaの町内のお地蔵さまです
旧暦7月24日以外の地蔵菩薩の縁日の24日は、
『地蔵会(じぞうえ)』、『地蔵祭』と呼ばれていますが、
旧暦7月24日については盂蘭盆(お盆)の期間中で、
それにちなんで地蔵盆と呼ばれるようになったんですって
信州で行われているようで、
関東・東海地方ではほとんどないそうです
ですよねぇ~Cobaも知らなかったはずですよねぇ~
京都では、各町内ごと地蔵尊(お地蔵さま)の前に屋台を組んで
お花や餅などのお供物をして、
子供達はゲームをしたりお菓子をいただいたりして過ごします
Cobaの町内では23日の土曜日に行われていましたよ
夜に気付いたCobaは、スケジュール表を
朝から目白押しの催しものがあったようですねぇ
地蔵盆では、お地蔵さまのある町内の人々が
この日にかけてお地蔵さまを洗い清めて、
新しい前垂れを着せ、化粧をするなどして飾り付けて、
お地蔵さまの前に集って灯籠を立てたり
供え物をしたりして祀ります
地蔵盆の前後には、
お地蔵さまの据えられる家や祠の周囲などに、
地蔵盆独特の提灯が多く飾られるといいます
京都では子供が生まれると、
その子の名前を書いた提灯を奉納する風習があるんですって
おおむね女子は赤、男子は白で、
その子が地蔵盆に参加しているあいだ、毎年飾られるんだとか
地蔵菩薩は中近世以降、
“子供の守り神”として信仰されるようになりました
広く知られた伝説によれば、地蔵菩薩が、
親より先に亡くなった子供が「賽の河原」で
苦しんでいるのを救うというものがありますね
このことから地蔵盆では特に子供が地蔵の前に詣り、
その加護を祈る習わしになっている、ということです
(ところによっては、仏僧(お坊さん)によって
読経や法話も行われるらしいのですが、
概ねそれらの多くは、子供達に向けたものであるといいます)
成程、成程、Cobaも大分解って来ました
因みに、Cobaの町内には先程御紹介したお地蔵さまがあります
そして、大体1年に1度位のペースで
お地蔵様当番というのが廻って来ます
こんなお地蔵様当番の札が玄関に置かれていたら、
お地蔵様当番の印です
それから十日間の間、お地蔵さまのお世話をさせてもらう期間になります
Cobaの家にも今月の初め頃に廻って来ましたよ
お地蔵様当番の期間は、
毎日お地蔵さまのお水をさしあげて、
お花のお水をかえたり、お地蔵さまの周りをお掃除したりします
最後の日には、新しいお花をお供えして、
次のお宅に廻します
こうして地蔵盆について解ってくると、
尚更日頃から、お地蔵さまに感謝して、大事にしなくてはなと、
あらためて思いなおしますねぇ
こちらは、地蔵盆翌日のお地蔵さま
いつもより立派なお花が供えられていました
最近の地蔵盆は子供のための祭とも言えて、
お地蔵さまの前に集まった席で
供養のお菓子や手料理などを振る舞われたり、
子供達に向けたイベントも行われたりして、
子供達にとって、夏休み終盤の楽しい行事になっているようですねぇ
Cobaの町内には子供さんが少ないので、
そんなに大々的には行われていないのかもな
と思っていたのですが、
スケジュール表をみると、楽しいも催し物で一杯
スーパーボールすくい、ヨーヨーつり、
スイカ割りと、何ともレトロな催しです
今も昔も変わらないものなんですねぇ
そして夜は、花火大会、ビアガーデン、
ビンゴ大会と、大人も一緒に楽しめそうなもの盛りだくさんです
そして、Cobaも嬉しいおすそわけを頂きましたぁ
家庭用福引きの詰め合わせでぇ~す
福引きに参加出来なかったCobaにも、
こんなに沢山の詰め合わせを届けて下さいましたぁ
単身者なのもあって、町内の行事には中々参加出来ずにいるCobaですが、
これからは、もっと積極的に参加させてもらわなくっちゃなぁ
あらためて感じた今年の地蔵盆でしたぁ