◎お供えのお花◎
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京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
只今Cobaは、花を一生のパートナーにを胸に、
独立開業を目指して実技実践のプロコース
&NFD資格取得のお勉強に日々精進しております
お盆が近いという事で・・・
前後してしまいますが7月最終週の
あい’るフラワーズカレッジの実技実践のLesson、
お供えのお花についてのお勉強の御報告です
一言でお供えのお花と言っても、
お供えのお花には、色々ありますね
まずは、その点から整理したいと思います
法要、法事に飾るお花
『法要』は、『法事』とも『法会(ほうえ)』ともいって、
亡き人の冥福を祈り、霊を慰めるために、
忌日(きにち)や命日を行う行事ですね
主な『法要』には、
・初七日(しょしちにち、しょなぬか)・・・没後7日目
・五七日(ごしちにち、いつなぬか)
三十五日(さんじゅうごにち)・・・没後35日目
・七七日(しちしちにち、なななぬか)
四十九日(しじゅうくにち)・・・没後49日目
・百カ日(ひゃっかにち)・・・没後100日目
・月命日(つきめいにち)・・・毎月の、故人となった日と同じ日
・一周忌(いっしゅうき)・・・没後1年目
・三回忌(さんかいき)・・・没後2年目
以後は、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、
二十五回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌・・と続きます
こうしてあげてみると、ほんとに多いですねぇ
お彼岸のお花
前後7日間をお彼岸と言いますね
この期間は各家庭でも、お花を供えて先祖の霊を供養します
新盆、初盆のお花
『新盆』、『初盆』は、没後初めて迎えるお盆のことですね
お盆の中でも特に丁寧に盆供養を営みます
これらは仏教の場合の一般的なもので、
(厳密に言うと、宗派によってかわってきます)
宗教によって『法要』はかわってきます
神式の場合、故人となった日から10日ごとに、
十日祭、二十日祭、三十日祭、四十日祭、
五十日祭が行われ、以後は百日祭、一年祭、三年祭と続きます
キリスト式では、初七日から四十九日、
一周忌といった日本の『法要』の代わりに、
追悼ミサを揚げることもあるそうです
法要、法事に飾るお花、お彼岸のお花、
新盆、初盆のお花は、
決まった色の制限は特にありませんが、
一般的には、白を基調とした柔らかい色味のもの、
または、故人の好きだったお花で仕上げるのが良いと言えそうです
神式、キリスト式では、白を基調とした洋花で・・
そして、次はお葬式関係のお供えのお花について
枕花(まくらばな)
枕花は、故人の枕元に置き、
哀悼の念をお伝えするお花です
葬儀の準備が整うまでに、故人が寂しくない様に、
枕元に飾る為に、家族、親戚など、
遺族の方が準備して飾るお花です
枕花は、「白上がり」といって、
色花を使わず、白い花とグリーンの葉物のみを使います
白い花は故人の純潔、尊さを表しています
又、盛り花の器は足つきの物を使います
これも、故人の為の大切なお花であるという意味があります
お通夜のお花
お通夜のお花は、白をメインにして、
色味を少し加えても大丈夫になります
お葬式、告別式のお花
白い花を入れますが、色の制限は殆どなくなります
以降、初7日、49日、~周忌と日が経つにつれて、
制限が薄れていくというのが一般のようです
ただ、アザミなどの野原に咲く様なイメージの花、
トゲが目立つ花(薔薇にはトゲがあるのでダメという考え方も・・)、
は避けた方がよさそうです
また、彼岸花は咲き方がよくない(花が咲いてから葉が出る)
など、ふさわしくない花をしっておくことが大切といえますね
この日は法要、法事、お彼岸、
新盆、初盆に飾るお花をつくってみました
テッポウユリで高さを出していますが、
基本は『トライアンギュラー』のアレンジメントです
お供えのお花は、左右対称であることが大前提です
亡き人の冥福を祈り、霊を慰め、
哀悼の念をお伝えするお花であることから、
左右が整然と対称に並んでいることで、
静かで厳かな気持ちを伝えます
『トライアンギュラー』にするとこんな感じに
派手さはありませんが、爽やかで優しい印象になりますね
もう一回りコンパクトなアレンジメントをつくってみました
テッポウユリと菊をメインにして・・・
明日13日はお盆の迎え火です
皆様、お花を供えてご先祖様の霊をお迎えしましょう
月遅れのお盆、『トライアンギュラー』のアレンジメントについては、
後日ご報告したいと思います