7月2日◎半夏生
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京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
7月2日、今日は半夏生
半夏(烏柄杓 )という薬草が生える頃
一説に、ハンゲショウ (カタシログサ)という草の葉が
名前の通り半分白くなって化粧しているようになる頃とも
夏至から数えて11日目頃の7月2日頃(2014年は7月2日)
梅雨末期、この半夏(烏柄杓 )は毒草で、
半夏(烏柄杓 )が生える多湿で不順な頃とされています
農家の人達はこの日までに田植えを済ませ、
どんなに気候不順な年であっても、
この後は田植えをしないという習慣があったといいます
地方によっては、“『ハンゲ』という妖怪が徘徊する”
という言い伝えがあって、
“この時期に農作業をしないように”という戒めになっているよう
また、半夏生までに田植えを済ませた農家では、
この日の天候で稲作のできを占うんだそうです
そして、半夏生の日に降る雨のことを
半夏雨(はんげあめ)と言って、
この日に雨が降ると、大雨になるといわれていますよぉ
昔は半夏生の頃には、「天から毒気が降る」とか、
「地面が陰毒を含んで毒草が生える」等・・言い伝えがあって、
この時季に筍・わらびなどを食べることや
種を撒くことを忌む風習や、井戸に蓋をして毒気を防いだり、
この日に採った野菜は食べてはいけないとされていたんですって
なんだか物々しさを感じてしまいますが・・・。
“この日までに農作業を終えましょう”という
農家にとってはとても大事な『節目の日』だった
ということの現れなんでしょうねぇ
『6月21日◎夏至』については、
こちらをご覧くださいませぇ
http://ameblo.jp/katuwomama-42/entry-11880218781.html