6月6日◎芒種
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
一昨日の4日、「中国、近畿、東海地方が梅雨入りしたとみられる」と、
気象庁より発表がありましたねぇ
近畿は平年より3日早く、昨年より8日遅い梅雨入りなんだとか・・
これからジメジメした日が続くのかぁ
と思うと少し憂鬱な気分になったりもしますねぇ
6月6日、今日は芒種(ぼうしゅ)
芒種は、二十四節気の第9、五月節(旧暦4月後半から5月前半)
小満から数えて15日目頃期間としての意味もあって、
6月6日から、次の節気の『夏至』前日まででをいいます
『芒(のぎ 、イネ科植物の果実を包む穎(えい)、
稲でいう籾殻にあるとげのような突起)』のある穀物、
稲や麦など、穂の出る穀物の種をまく季節ということから、
芒種と言われています
(『暦便覧』には「芒(のぎ)ある穀類、稼種する時なり」
と記されていますが、実際現在の種まきはこれよりも早い時期です)
梅の実が青から黄色に変って、
百舌(もず)がキーキーキーと鳴き始めます
かまきりや蛍が現れ始める頃でもありますねぇ
次第に梅雨めいて、五月雨(さみざれ)の季節に入ります
五月雨、梅雨は陰暦五月に降り続く長雨のとで、
五月の水垂れから、『さみだれ』と呼ぶとりつ説も
梅雨の合間に見える晴天が五月晴れ
また、五風十雨(ごふうじゅうろうというのは
五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る天気のことで、
順調で、“農作に都合のいい気候”を表しているんですよぉ
芒種の頃の花といえば、紫陽花
紫陽花と萼紫陽花があります
花言葉は、『辛抱強い愛情、元気な女性』〈紫陽花〉
『謙虚』〈萼紫陽花(がくあじさい)〉
色がついているのは「萼(がく)」で、
花はその中の小さな点のような部分なんですよぉ
紫陽花について詳しくは、後日お話したいと思います
くちなし
漢字では「梔子」、「山楯子」と書きます
梅雨の時季に白い花を咲かせ、甘い香りを放ちます
花が咲いたあとにオレンジ色の果実が実ります
この果実は熟しても実が割けず、
口が開かないところからクチナシになったといわれています
果実を千し、乾燥させたものは山楯子と呼ばれ、
生薬のひとつとして、消炎、止血、
利胆や解熱に効果があるとされているんですって
また、黄色の着色料としても古くから用いられていて、
キ朱め物のほかにも、たくあんや
和菓子の着色にも利用されているんだとか
花言葉は『幸せを運ぶ』、『胸に秘めた愛』、
『洗練』、『優雅』など
昼顔
朝顔に比べるとやや小ぶりな昼顔
ピンクや自の花びらは、朝顔によく似ていますねぇ
その名が示すとおり、昼顔は昼の間に咲く花です
花言葉は、『優しい愛情』、『和やかさ』
又、根で組み合っているので、『絆』という花言葉もあるんですって
今年も梅雨に入り、
これから雨の降り続く日もやってくかと思います
そんな憂鬱な長雨も、どうせなら・・・
季節のお花と共に楽しんじゃいましょう
日本は、古くから移り行く四季を愛すると共に,
季節ごとの歳時・年中行事を大切にしてきました
世の中が便利になるにつれ、季節感を味わうことも少なくなり、
行事も年を重ねるごとに簡素化されています・・・
せっかくこの美しい日本に生まれたのですから、
普段何気なく感じている四季の移ろいを意識し、
少しづつでも日々の暮らしに取り入れて・・
心のゆとりを感じてみるのも素敵ではないでしょうかぁ
小満については、こちらをご覧くださいませぇ
http://ameblo.jp/katuwomama-42/theme3-10075069382.html