構造的~材質感の違いによって表現~
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独立開業を目指して実技実践のプロコース
&NFD資格取得のお勉強に日々精進しております
先週のあい’るフラワーカレッジのLesson、NFDのお勉強の2項目
構造的~植物の材質感の違いによって
表面構造を表現する構成について
こちらも今回で2回目
大好きな課題の一つです
この構造的の『構造』とは、建築構造物と同じ考え方です
同面積の中にどれ程の本数の針(葉のトゲトゲ感)があるかによって、
強い、弱いと考えます
手に触れた時の強さではないので要注意
[テーマの造形基準]
造形のイメージ 装飾的(非自然的)
コンポジション アシンメトリー
レイアウト 並行
モーメント 複数点
[テーマの理解度]
1・植物素材の材質感の違いを理解し、材質感の組み合わせによる効果を表現します。
2・花、葉、茎、実の材質感の特徴の違いを理解します。
3・植物素材の集合と密集によって構成し、アウトラインはつまったものからほぐれたものまで可能です。
4・植物素材の色の要素も重視されます。
[プロポーション]
平面的なわずかな高低差に留意し、全体のバランスをとります。
[植物素材の選択]
1・特徴ある材質感をもった植物素材を選択します。
2・受動的で静的な植物素材を中心に選択]します。
[器の選択]
1・材質感の一部となりうる器を選択します。
2・表面構造を見せるため、丸い水盤、楕円形や長方形の器など面が広くとれる器を選択します。
全体の1/5位は器を見せるので、テーマに合った器を選びます
[ベース構成]
1・器の一部も素材感の1つとしてとらえ、吸水フォームを固定します。
2・吸水フォームは、必要な部分に固定します。
[テクニック]
1・意図的な配置・配列を行います。
2・平面に構成しながらも、わずかな高低の変化をつけます。
3・同じ植物素材の配置・配列に、面積の大小・長短の違いで変化をつけます。
4・ワイヤなどのメカニックが見えない様にします。
ワイヤなどのメカニックは、茎の弱いものの補強や、
実物をまとめたりするのに使用します
[配色と調和]
1・同一色相または類似色相の配色を基本とします。
2・材質感の効果以上に目立つ配色効果は避けます。
[完成度]
1・材質感による表面構造の効果が高く、それぞれの材質感の特性がいかされている作品。
2・器の形体と材質感もいかした作品。
メイン花材でSやCを描いてりょう線をつくります
花材が途切れてみえない様に重ねながら、
わずかな高低差をつくります
個々の花材が並行であればレイアウトは
それぞれの花材で流れをつくってみるのも面白いですね
今回の花材はスプレーバラ、スプレーマム、センニチコウ、
テマリソウ、ピペリカム、ゲイラックス
空間の割合は、全体の5分の1位までということですが、
水をはる場所と考えて、
夏は広めに涼しさを演出する、冬は控え目にしてみる等々
又、花材も季節によって変化を利かせると
季節感のある素敵な作品になるのでないでしょうか
途中で、「受動的」と出てきたので、形態(受動的)について再復習
【形態】
「態」は生態系の態をあらわし、植生や自然環境の中でどのような形が育まれているかという概念を含む。
植物だけが持っている動きの形態、生長する方向と、動きが感じられる様相などの形を指す。
能動的・・生長の方向性が感じられる動的なアクティブなグループ。
受動的・・穏やかで静的なパッシブなグループ
植物特有のモーメント(動線・力線)と深い関係があります
受動的な形態とは、
自然の力にさからわない植物や内向的なイメージの植物をいいます
* 静かで動かない
ベンケイソウ、モス、イワヒバ、プリムラ、ゲイラックス、キノコなど
* 流れる出るまま
グリーンネックレス、アマランサス、ハートカズラ、チランドシアなど
* 流れ出て、上へ
アイビー、ポトス、グンバイナズナ、コルムネアなど
目を見張る能動的な植物も勿論大切ですが、
穏やかで静的な植物を大切にしていきたい
大切に扱えるようになりたいと改めて再確認出来ました
何度取り組んでもその都度、再確認、再認識、
新しい発見があって奥が深い
“あい’るフラワーカレッジ”のLesson、NFDのお勉強
について、
こちらも御覧くださいませぇ
http://ameblo.jp/katuwomama-42/theme2-10076164968.html