Cobaの輝く花便り

~京都の四季と花暦~

お正月あれこれ③♪

初日の出本日も、ご訪問ありがとうございます初日の出

 

 京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪

 

 

寒い雪のお正月、皆様如何お過ごしでしょうかはてなマーク

 



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こちらは昨夜の様子です雪。

 

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昨夜も深々と降りまして、本日の京都も雪景色ですかまくら

 

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かっこ年神様かっこをお迎え入れしてお祝いをして、


たくさんの幸せを授けてもらうために、


盛大に行われてきた「お正月」の行事や風習初日の出


本日も引き続き、「お正月」行事あれこれ門松について、

 

お話ししたいと思います富士山




「初日の出」




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その年の最初に昇って来る太陽を拝み、1年の幸運を祈ります初日の出


これは「初日の出」と共にかっこ年神様かっこが現れるといわれていたからです朝日


特に、高い山頂で迎える日の出を「ご来光(ごらいこう)」といって、


ありがたいものとされていますねぇ感謝


山頂近くの雲に映った自分の影が、光の輪を背にした仏像のように見えたためなんだとかキラキラ


「ご来迎(らいこう)」との語呂合わせもあるようですよポイント


それ以前の『元旦』には、かっこ年神様かっこを迎えるために家族で過ごし、


四方拝」といって東西南北を拝んでいたといいます神


『元旦』というのは、“元日の朝”という意味でしたねぇポイント



「初明り」


『元日』の明け方、東の空にさす、柔らかい光をこう呼びます上向き


それぞれの場所でそれぞれの空を見上げる人の心も、


ふわっと明るくなりそうですねぇ寿




若水(わかみず)」


『元日』の早朝にその年初めて汲み、神棚のかっこ年神様かっこに供え、


その後「お雑煮」を煮たり、「福茶」をたてるのに用いる水を「若水」といいますひらめき電球


この水は、一年の邪気を払ってくれる縁起のよい水とされているんですよきゃっ



平安時代の宮中では『立春』の行事でしたが、


後に『元旦』の行事になり、一般に浸透したそうですポイント。


年頭最初の大事な行事で、「若水」を汲むのは「年男」の役目とされて、


若水迎え」といいました重要


(「年男」というのは、「お正月」の行事を取り仕切る人のことで、


昔は家長がこれを務め、 暮れの「大掃除」、


「お正月」の飾りつけ、かっこ年神様かっこへの供え物、


おせち料理」作り、「若水迎え」など、「お正月」全般を取り仕切っていましたかどまつ。)

 

若水」は『元日』の早朝 、なるべく遠くへくみに出かけ、


途中で人にあっても口を聞いてはいけないとされていたんだそうですよポイント


水を汲む時は“黄金の水を汲みます”と唱えますキラキラ


現在では井戸から飲料水を汲むことはほとんどなくなりましたが、


『元日』の夜明けに名水を汲みに行かれる方も多くいらっしゃるようですねぇ初日の出


若水」は「一番水」、「福水」とも呼ばれます羽子板



「福茶」



若水」を沸かして入れたお茶のことで、これも邪気を払うとされています日本茶

煎茶の中に梅干や結び昆布が入っていますポイント。


空也上人」ゆかりの【六波羅蜜寺(京都市東山区)】では、


「お正月」の『三ヶ日』、「大福茶」がふるまわれて、

 

飲めば一年の悪疫から逃れられるといって、大勢の参詣者で賑わいますきゃっ

六波羅蜜寺】につきましては、機会がありましたらご紹介したいと思います上向き

 

 

 

「初詣」

 

神「お正月」のお出かけといえば、「初詣」ですねぇkadomatu

年の初めに神社仏閣にお参りして、1年の無事息災を祈ることですねぇ破魔矢


因みに『大晦日』の「除夜の鐘」を聞きながら家を出て、


『元旦』にお参りすることを「二年参り」といいますよ初日の出

 

昔は、一家の家長が『大晦日』の夜から神社に出掛けて、


寝ないで新年を迎える習わしがあったそうですひらめき電球


元々は地域の「氏神様」を祀っている神社や、


菩提寺に新年の挨拶をするものでしたが、


やがてその年の「恵方」にあたる神社に出掛ける「恵方参り」になったそうですポイント。


現在は「恵方参り」に限定せず、


各地の神社にお参りするのが一般的になっていますね絵馬


「初詣」は早いほうが良いとされているので、


『三ケ日』を過ぎたら『松の内』に、遅くとも『小正月』を目安にすると良いでしょうねぇ歩く

 


因みに「恵方」というのは、その年のかっこ年神様かっこのいる方角神

2015年は西微南(西南西のやや西寄り)になりますよポイント



次回は「初詣」、神社の縁起物などについて、


お話したいと思います♪


引き続き、「お正月」行事あれこれ門松、ご期待下さいませぇ~~キラキラ