「朔旦冬至」!!
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
いよいよクリスマスを控えた、週明けですね
そして、今年も残すところ後一週間余りになりました
“今年のことは、今年のうちにぃ~~”
と思いながらも、まだまだ皆様にお伝え出来ずにいること、
ご報告が遅れていることが沢山ありまして・・・
とても追いついておりません
今年訪れた海外旅行先のこと、国内旅行のこと、
美味しく頂いたお食事のこと、
お料理教室のご報告等など・・・
お話したい事でいっぱいではありますが・・・、
残りの1週間余りの間は、皆様にお許しを頂きまして
恐縮ではございますが、
お花に関するお話、ご報告、
暦、節気など四季についてのこと、
京都めぐりのご報告を中心にお話させて頂きたいと思います
今年も後1週間余りの間、何卒宜しくお願いいたします
本日12月22日は、冬至(とうじ)(2014、2015年は12月22日)
冬至は、“日短きこと至る(きわまる)”という意味で、
一年の間で夜が最も長く、昼が短い日ですねぇ
また、《一陽来復(いちようらいふく)》とも言って、
“陰が極まり再び陽にかえる日”ということで、上昇運に転じる日
本日は、一般に“風邪の予防”や“語呂合わせ”が理由だといわれている
柚子湯について、お話いたいと思います
柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」
こうした“語呂合せ”から柚子湯に入ると思われていますが、
元々は“運を呼びこむ前に厄払いするための禊(みそぎ)”なのです
《一陽来復》のために柚子湯に入って身を清めるということですねぇ
冬が旬の柚子は香りが強く、
“強い香りのもとには邪気がおこらない”という考えもあったそうです
以前お話しした、端午の節句の「菖蒲湯」も同じでしたよねぇ
また、柚子は実るまでに長い年月がかかるので、
“長年の苦労が実りますように”との願いも込められているんだそうです
もちろん、柚子湯には血行を促進して冷え性を緩和したり
体を温めて風邪を予防したり、
果皮に含まれるクエン酸やビタミンCによる美肌効果があります
さらに、爽やかな芳香によるリラックス効果もありますから、
元気に冬を越すためにも大いに役立つというわけですねぇ
そしてもう一つお知らせが
月の復活と太陽の復活が重なる日ということで、
大変めでたいとされています
朔旦冬至は19年に1度しか訪れません
古来、冬至は極限まで弱まった太陽が復活する日、
すなわち「復活の日」とされてきました
非常におめでたい日だとされて、古来朝廷では盛大な祝宴を催したといわれていますよぉ
ここで冬至についての豆知識をご紹介
1日の長さがもっとも短い冬至ではありますが、
日の出がもっとも遅く、日の入りがもっとも早いかというと、
そうではないんですって
実は、地軸の傾きや、地球の公転軌道が楕円であることから、
日の出がもっとも遅いのは冬至の半月ほど後になり、
日の入りがもっとも早いのは冬至の半月ほど前になるんだそうですよ
そしてもう一つ、冬至の時期は寒いので、
太陽が遠くにあるように感じますよね
しかし、実は夏よりも太陽と地球との距離は短いということをご存知でしょうかぁ
これも地球の公転軌道は楕円なことから、
太陽と地球との距離は年間を通じて変化します
(太陽が地球に最も近づく「近日点」は、1月上旬なんだそうですよ)
冬が寒いのは、太陽との距離ではなくて、
太陽と地面が成す角度が小さいからということになります
懐中電灯を真上から照らすよりも、斜めから照らした方が、
照らされた面は暗くなりますよね
これと同じ原理で、太陽と地面が成す角度が小さいと、
地面は太陽からのエネルギーを少ししか受け取れなくなり、
気温も上がらないよいうわけですよねぇ
本日は冬至、寒さはこれから本番を迎えますが、
冬至を超えれば徐々に日が長くなって、運気も上昇です
楽しいクリスマスもすぐそこですねぇ
今夜は南瓜や冬至粥なんかを食べて、
柚子湯につかってぇ
風邪に負けずに冬を乗り切りましょうゥ