平安神宮◎花菖蒲
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
6月初旬
神苑、『白虎池』に植えられた約200種、
2000株の花菖蒲が見頃の時期を迎えるということで、
今年も、平安神宮へ行って参りました
平安神宮は京都一の花菖蒲の名所ですねぇ
花の季節の6月初めに神苑は無料公開され、
全国から参拝を兼ねて大勢の人が集います
広大な神苑は“花の庭”としてこの時期以外も、
多種の四季の花で彩られています
西神苑の『白虎池』には、花菖蒲の花期に合わせて、
「八つ橋」が架けられ、紫、青、白の約200種
2000株の花菖蒲が連なって咲きそれは見事なものです
平安神宮は、ご社殿を取り囲むように、
東・中・西・南の4つの庭からなっています
春は紅しだれ桜、初夏は杜若・花菖蒲、
秋は紅葉、冬は雪景色と、四季折々に
風光明媚な趣をみせてくれます
入口の門をくぐると、まずは南神苑(平安の苑)
春は一面の紅しだれ桜が迎えてくれます
こちらは又桜の季節にご紹介しますねぇ
『平安の苑』の花菖蒲
平安時代の庭園の特色である、「野筋(ノスジ・入り組んだ細い道筋)」
と、「遣水(ヤリミズ・幾重にも流れ込んでいる小川)」の様式が特色で、
特に『平安の苑』は平安時代に著された書物
記されている200余りの植物が、その一節の紹介とともに
植栽されています
“エクステリアプランナー”でもあるCobaは、
日本庭園にも、とっても興味がありまして
作庭者である7代目小川治兵衛(植治)の造った庭は、
お勉強の宝庫でもあります
南神苑(平安の苑)の花菖蒲はチラホラな感じでした
「遣水」に漂う、睡蓮(スイレン)
睡蓮は「ヒツジグサ」の漢名で
日本には「ヒツジグサ(未草)」のみ自生します
白い花を午後、未の刻ごろに咲かせることから、
「ヒツジグサ」の名前が付いたのだとか
花言葉は『心の純潔』、『純情』、『信頼』
南神苑(平安の苑)をぬけると、
西神苑、待望の『白虎池』が広がっています
そしてそこには、目を瞠る数の花菖蒲がぁ
伊勢系・丹後系・江戸形を中心に、
日本古来の品種ばかり200種、2000株が咲き競っています
6月上旬から下旬は見頃を迎え、
『白虎池』に「八つ橋」が架かります
「八つ橋」は、庭園の池などで,幅の狭い板を数枚を
稲妻のようなにジグザグに並べてつなぎ架けた橋をいいます
(8枚の板からなる三河の八橋に由来しています)
花菖蒲の咲き競う『百虎池』に架かった「八つ橋」が
一層その風情を増していますねぇ
『百虎池』の水面には秋口にかけて、
睡蓮と河骨(コウホネ)が彩りを添えています
池に漂う睡蓮をバックにした花菖蒲映えますねぇ~
河骨(コウホネ)とはいうと、こちらです
あまり御存じない方も多いのでは
河骨は、スイレン科の植物の一種で、
浅い池や沼に自生します
根茎が骨のように見えるので、
コウホネ(河骨、川骨)の名の由来となっています
『百虎池』の水面にうつる花菖蒲が又綺麗ですねぇ
次回ご案内いたしまぁす
こちらもご覧くださいませぇ♡