コウンの花束
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
只今Cobaは、花を一生のパートナーにを胸に、
独立開業を目指して実技実践のプロコース
&NFD資格取得のお勉強に日々精進しております
6月最終週のあい’るフラワーカレッジのLesson2項目は、
NFDのお勉強
円錐形(コウン)の花束
茎を並行に束ね、円錐形に構成する花束です
こちらは今回で2回目になります
前回Lesson時のコウンの花束
少しは進歩してます様にぃ
【テーマの造形基準】
造形のイメージ 装飾的(非自然的)
コンポジション シンメトリー
レイアウト 並行
モーメント 複数点
【テーマの理解度】
1・アウトラインは円錐形に表現する。
2・花の茎は並行に揃えて構成する。
3・小さな花、実、葉などによって円錐形に構成する。
4・植物素材の茎を紐で巻き込みながら構成していくことを理解する。
途中が膨らんだりしないよう、
シャープな円錐形にするのがポイントです
【プロポーション】
1・作品の幅:高さ=5:8の比率を目安とする。
2:茎の長さは、円錐形部分の高さの1/2~2/3を目安とする。
円錐形の高さは22㎝程度を基準にします
【植物素材の選択】
1・形体の異なる植物素材を選択する。
2・葉物は主張度のあまり強くないものや静的なものを選択する。
3・円錐形のアウトラインの構成に適した植物素材を選択する。
【テクニック】
1・茎は並行に束ねる。
2・1本の紐で植物素材の茎を巻き込みながら構成する。
3・植物素材の極端なかたよりがないように配置する。
4・最低部には静的な葉物を用いる。
5・円錐形より下の葉はきれいに取り除く。
6・結束は植物素材の茎を傷めない程度に固く結び、余分な部分はカットする。
7・茎は必要な長さにカットし、美しく仕上げる。
円錐形の先端は、アスチルべの様に先のとがった花や、
ブルースターの蕾の様な花材があると表現しやすいです
茎を麻紐で巻き込みながらつくっていきます
巻き過ぎると紐が足りなくなるので注意しながら巻いていきます
【配色と調和】
1・調和のとれた配色を行う。
【完成度】
1・手に持った時の安定感があり、視覚的にもバランスがとれて軽やかにつくられている作品。
2・円錐形に適した植物素材の特性をいかしてつくられている作品。
茎は並行に束ね、麻紐の処理も美しく仕上げます
完成度は、円錐の中心(頂点)がずれていない事
360度、花がバランスよく入っている事
水平ラインまで、しっかりと花、葉物が入っている事が大切です
ちょっとおデブさんになっちゃた感はありますが・・・
前回よりは断然完成度ですよねぇ
作成時間も短くなってました成長成長
ここで、花束の束ね方、パラレルについて
束ね方には、『スパイラル』とパラレルがあります
パラレルは、茎を並行にそろえて束ねる方法です
結び幅は小幅でも広幅でも、
目的に応じて使い分けます(今回は広幅です)
広幅に結束すると、パラレル性が強調されます
結束の紐も造形のポイントとなるので、美しく結びましょう
円錐形(コウン)の花束は、
実際現場ではあまりつくることのない花束かもしれませんが、
円錐形部分は高さ22㎝、幅15㎝と、
小さな中に沢山の技術が集約された重要な課題といえますねぇ
色んな部分に気を配りながら、
一回一回丁寧に仕上げていくことを心がけて取り組みましょ~