祇園祭山鉾巡行
本日も、ご訪問ありがとうございます
京都の四季とCobaのお花と共に暮らす日常をお便りします♪
一昨日17日は山鉾巡行でしたねぇ
当日は素晴らしい天候に恵まれまして、午前9時、
見物に行かれた方も沢山いらっしゃるのでは
2014年の祇園祭は今までと大きくかわりました
約50年ぶりに「前祭(さきまつり)」と、
「後祭(あとまつり)」に分かれる形に戻ったことによって、
山鉾の巡行も「前祭(17日(木))」と
「後祭(24日(木))」の2度行われることになりました
そしてもう一つの大きなニュースとして
『大船鉾』の150年ぶりの巡行への復帰があります
(『大船鉾』は、元治元年(1864年)の「蛤御門の変」により一部を残し焼失。
平成24年に、御神面を入れた唐櫃(からひつ)による特別な形で、
山鉾巡行に復帰し、平成26年の今年、150年ぶりに巡行に復帰します)
『大船鉾』は、「くじ取らず」で、
「後祭」の山鉾巡行の最後を行くんですよぉ
祇園御霊会を始まりとする、八坂神社の祭礼ですね
7月中、1ヶ月にわたって様々な神事・行事が行われます
1日、各山鉾町にて、祭礼奉仕や神事の打合せを行う『吉府入』
に始まり、2日は京都市役所にて、
各山鉾町代表者が集まり、くじを取って山鉾巡行の順位を決めます
(『くじ取り式』といいます
山鉾巡行は、17日9時より、
長刀鉾を先頭に23基の山鉾が
2日に行われた『くじ取り式』にのっとって、都大路を巡行します
先頭の長刀鉾は「くじ取らず」といい、
毎年先頭と決まっています
巡行中は町名が変わる度に稚児舞が披露されるんですよぉ
鉾頭は、疫病邪悪を祓う大長刀です
御池通→新町御池まで
ここで、気になる山鉾をご紹介します
保昌山(ほうしょうやま)
真松には恋愛成就祈願の絵馬を下げています
保昌山は、 縁結びのご利益があって、
女性やカップルに大人気の山ですよぉ
放下鉾(ほうかほこ)
「くじ取らず」で、21番目に行きます
鉾頭は、日・月・星の三光を象徴する州浜と光苔を表す2本の棒
鉾上で稚児舞ができる唯一の操り稚児人形「三光丸」を乗せ、
人形ならではの愛らしい舞いが披露されまする
こちらは、八坂神社の奉納献花で頂いた、
澤野慎平先生献筆の放下鉾が描かれた色紙
山鉾は巡行後、各鉾町に戻り、
戻り次第すぐに解体されます
何だか少しさみしい気もしますが、
山鉾が街中を巡行することで厄を集めるとされているので、
その集めた厄を留めないようにするためだと言われています
24日の「後祭」の山鉾巡行にむけて、
18日より、21日から23日までの「後祭」の山鉾10基が
着々と組み立てられています
「後祭」の山鉾巡行は、9時30分より、
橋弁慶山を先頭に10基の山鉾が巡行します
最後は平成26年より完全復興の大船鉾ですよぉ
約50年ぶりに復活した「後祭」
24日の山鉾巡行のご報告もどうぞお楽しみにぃ